ここ最近の教員間いじめのニュースに少なからずショックを受けた方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。

子どもを導いていく立場の教員たちが、後輩の同僚を羽交い締めにして激辛カレーを無理矢理食べさせる。。信じがたいですよね。

教員の間でこのような悪質ないじめが起こるのですから、どんな職場でもいじめは起こる可能性があります。

私のところでも、職場や学校、家庭などでのいじめやパワハラ、モラハラで悩むクライアントさんは多いです。

そこで今日は、いじめから自分の身を守るためにできることを書いてみたいと思います。

我慢していると、いじめはエスカレートする

今回の事件は、まず教員間に支配的な構造があったことが大きな要因の一つだと思います。

(この構造については、レヴィンの集団心理実験についての記事(働く人の心ラボ)が参考になると思います。)

ただ、どのような環境であっても、いじめのターゲットにされやすい人とされにくい人がいます。

以下のような人は、いじめのターゲットにされやすいので要注意です。

・自尊心が低く、自分をダメな人間だと思っている人

・怖れや不安が強い人(仕事を失うのが怖い、自分の評価が下がるのが怖い、など)

被害に遭った教員の方は、「相手に強くNoと言ったらますますいじめられるかもしれない。そうなれば職場にいられなくなり、子どもたちにも会えなくなる」といった怖れから、極限まで我慢し続けてしまったのかもしれません。

また新任で赴任した学校だったため、こういうものなのかと思ってしまった可能性もあると思います。

でも、嫌なことを我慢して受け入れ続けていると、いじめはどんどんエスカレートしていきます。

だから、自分がされて嫌なことは、はっきりNoと言う必要があります。本人に言えない場合は上司に、それでもダメならその上に伝えましょう。

相手に自分をいじめさせることを絶対に許可してはいけません。自分の身は自分で守りましょう!

感情のブロックを外すと考え方や行動が変わる

もし行動を起こす勇気がなければ、まず自分のなかにあるネガティブな感情(怖れ、不安、怒り、悲しみ、罪悪感、無価値感など)を手放すことをおすすめします。

たとえば、相手にNoと言えばますます攻撃されるのではないか、孤立するのではないか、評価が下がるのではないか、仕事を失うかもしれない、などいろいろな怖れがあるかもしれません。

仕事ができない自分が悪いのだから仕方ない、といった罪悪感や無価値感もあるかもしれません。

これらの感情はほとんどの場合、TFT(思考場療法)を用いると簡単に手放すことができます。

ネガティブな感情を外していくと、あんなに怖いと感じていた人への恐怖心がなくなったり、一人になっても別にいいやと思えたり、クビになったら転職すればいい、と思えたりします。

感情のブロックが外れると、考え方も自然に変わっていくんです。そうすると、今までできなかった行動も無理なくできるようになります。

不思議なことに、ネガティブな感情を手放してから行動すると状況はあっという間に変わってしまいます。もちろん良い方向に。

逆に「いじめられたくない」という怖れから行動すると、いじめが酷くなることが多いんです。

ネガティブな感情を手放せば、もっと堂々としていられるようになります。言いたいこともはっきり言えるようになりますよ。(^^)

そうなったら、もういじめられなくなります。いじめても怖がらないので、相手は楽しくないんですよね。いじめ甲斐がなくなるんです。

いじめの問題を解決するには、まず自分の中にあるネガティブな感情を手放すことが早道です。

TFTのやり方は以下の動画で観られます。ぜひ試してみてくださいね。

TFT ストレスケアの手順

TFTの資料

書籍「ツボタッピング 1分間セラピー」

セッションで行う場合は、認知行動療法など他の心理療法と組み合わせて行いますので、さらに効果が高くなります。

ご自分でやってもうまくいかない場合は、ぜひセッションを受けてみてください。(初回でTFTをご希望の場合は120分でご予約ください)

教員は大変ですね・・・

私のところには教員の方もたくさんいらっしゃいますが、やはり職場の人間関係で悩んでいる方は多いです。同僚との関係だけでなく、保護者との関係も難しいようです。

教員の仕事は業務の範囲が多岐にわたり、業務量も多く勤務時間も長いため、疲れやストレスが溜まりやすいことも一因かと思います。

文科省によると、過労死ライン(健康障害のリスクが高まるとする時間外労働の時間を指す言葉。目安は月80時間)を越えて働く中学校教員は約6割もいるそうです。

また、心の病で休職している教員は全国で5000人を超えています。(平成29年度)

こんなにストレスの多い労働環境では、教員間でいじめが起こるのも無理はないのかもしれません。

子どもたちを幸せに導いていきたいのであれば、まず教員自身が幸せでなければ難しいですよね。

私のようなカウンセラーも、自分がストレスでいっぱいだったらクライアントさんを幸せに導くことはできません。

まずは小さなことでもいいので、今すぐできることから自分の心と身体のケアを始めてみましょう。

かならず良い方向に進んでいきますよ♪

心理カウンセラー 高田 奈津子