今日は、「心配」についてお話ししたいと思います。
もちろん自分自身に対してもそうですが、他人に対しても過度な心配はしないほうがよいです。
「心配する」ということは、相手のことを「信じていない」ということになるからです。
正確には、「その状況を乗り越える力がその人自身に備わっていること」を信じていない、疑っている、ということになるのです。
例えば、あなたの大切な友人が困難に直面しているとき、過度に心配してしまうと「友人はその状況を乗り越えられないのではないか」というマイナスのエネルギーを相手に送ってしまうことになります。
人生にはさまざまな問題が起きます。でも、本人が乗り越えられる問題しか起きません。それが、その人の人生に与えられた「課題」なのです。
だから、トラブルを抱えている本人を過度に心配するのではなく、「あの人なら必ず乗り越えられる」という安心した気持ちで見守ってあげたほうがよいです。
それが相手を「信頼する」ということです。誰だって、疑われるより信頼されたほうが嬉しいですよね。(^-^)
そして、「私はあなたの味方だよ」「いつでもそばにいるよ」ということを伝えておいて、本人から連絡があった時に、あなたにできる範囲内のことをしてあげれば十分です。
過度な心配をするよりは、その人がすでに問題を乗り越えて笑顔でいるイメージをするといいですよ。(*^_^*)
つい他人の心配ばかりして疲れてしまう、という心の優しい方はぜひ試してみてくださいね♪
また、これは子育て中の親御さんにも言えることです。子どもに対して過度な心配は禁物です。
子どもを過剰に心配している自分に気づいたら、「大丈夫、あの子なら必ず乗り越えられる」という信頼の気持ちに切り替えるようにしましょう。
もちろん、普段から子どもを見守るという姿勢はとても大事です。
「何か困ったことがあればいつでも相談してね」と伝えておくこと、相談しやすい雰囲気を日頃から作っておくことも大切です。
子どもだって、あなたと同じように失敗します。そしてそれを乗り越える力もあるんです。あなたと同じように。
相手を想う気持ちは、それ自体はとても尊いものです。相手を想うということは、その人に自分の想い=エネルギーを送るということです。
せっかく相手を想うのなら、疑いというマイナスのエネルギーではなく、信頼というプラスのエネルギーを送ってあげましょう♪
そのほうが、自分にとっても相手にとってもプラスに働くはずです。(^-^)