札幌もだんだん肌寒くなってきました。

昨日は秋分。もう9月も終わりですね。

昨日の夕方、面白い空に出会いました。↑↑

空を見るの大好きです♡

最近、引っ越しをしました。

新居のベランダから空がよく見えて、それがとてもうれしいです。(^^)

じつは、4月上旬に引越しをしたばかりでしたが、9月上旬にもまた引越し。

生活に必要なものも揃って、やっと落ち着いてきたところです。

今年はいろいろ忙しかった。。まだ終わってませんが。。

4月には実家に一度帰ったんですよね。

世の中も大きな変化の中にあって、家族のことも心配だったりして、いったん実家に戻ったほうがいいかなと思ったんです。

両親も2人だけで暮らしているのが心細いようで、帰ってきてほしいと以前から言われていたし、私も両親の力になりたいという思いがありました。

特に、母のことを手伝いたいと思ったのが大きかったです。

もちろん、実家に戻るにあたって懸念材料はありました。

なにせ、私がAC(アダルトチャイルド)になった原家族ですから。。

平穏無事に生活できるはずはないと思っていました。(^^;)

それなりに覚悟はしていたものの。。結論からいうと、同居は想像以上でした。

今までは父とは距離を置きながら付き合う形だったので、いろいろありながらも平和な関係を築けていましたが、同居となるともうダメでした。。

簡単にいうと、「支配したい父と、自由でいたい私」の構図。

アルコール依存の父は毎晩お酒を飲んで人格が変わってしまうので、同居中はいつ爆弾が降ってくるかわからない、戦時中のような張り詰めた日々でした。

実際のところ、ほぼ毎晩、爆弾が落ちてきました。(>_<)

そのせいで私もエネルギーを吸い取られ、同居してからずっと20~30%くらいしかエネルギーがない状態でした。

まさか、あそこまで攻撃されるとは。。ビックリです(^^;)

父は90歳近いですが、怒りをエネルギー源にして生きているところがあり、身近にいる人間に怒りをぶつけます。思い通りにならない人間には誰でも。

家族を含め、ほとんどの他人は思い通りにならないので、父と密に関わる人はだいたい怒りの対象になります。

4月からは私が物理的に一番近くなってしまったため、父の格好のターゲットになってしまったわけです。

どうにかして私をコントロールしたい ⇒ どうやっても思い通りにならない ⇒ 私を非難、否定、攻撃する。この繰り返しでした。

その結果、父は怒りや攻撃のエネルギーでますます元気になり、私はエネルギーを吸い取られてボロボロに。。(^^;)

いや~、5か月間よく耐えたと思います。

8月に入って部屋探しを始めたころから少しずつエネルギーが戻り、引っ越しして2週間が経ち、おかげさまで今は100%近くまで戻りました。元気いっぱいです。(^^)

この同居は、正直とても大変でした。もうちょっと我慢していたら、病気になっていたかもしれません。

ほんとうはもっと早く実家を出たかったけれど、実家に戻る前に電化製品や家具をほとんど手放してしまい、引越しにかなりお金もかかるため、すぐに出ることが難しかったんです。

でもね、すべては体験なんです。ひどい体験だったけど、それも一つの体験。

正直、こんな体験なかなかできないと思います。

この父じゃなければ、この体験はできなかった。

カウンセラーとしては、この体験は宝物になったなあと思っています。

今は平和な環境にいるから、それが実感できるんですけどね。

少し前までは、父の干渉や攻撃をかわして自分を守ることに精一杯。。(^^;)

いつ爆弾が落ちるかわからない、スリル満点の日々。

この年齢になって、こんな体験をするなんて思いもしませんでした。

私はすでにACを卒業しているので、父に毎日攻撃されても感情の揺れはそこまで大きくなかったし(多少はありましたけど)、あらたな心の傷を作ることもなかったですが、アルコール依存や精神疾患を抱える親をもった人、支配欲の強い親をもった人の大変さ、過酷さをあらためて感じました。

そういう意味でも、すごく有益な体験だったと思います。

そして、どんなに過酷な環境であっても、どれほどの攻撃を受けても、自分を保っていられる強さが身に付いたように思います。鍛えられた感じですね。(^^)

父は、悪役として存在してくれて、私を成長させてくれる貴重な存在。

距離を縮めると大変な目に遭うから近寄れないけど、それでもたくさんのことを体験を通して教えてくれた父。

いま、自分が安心、安全な場所にいるから感じられることですが、父には深く感謝しています。

今回、私はアルコール依存で支配的な親と同居することでさまざまな体験をしましたが、よほどの事情がない限りは、そういった親と同居することはお勧めしません。

特に、幼少期の心の傷が癒されていない人にとっては、さらなる心の傷を負う可能性も高くなると思います。

やはり、物理的な距離をとることはとても大切だなあと実感しました。

今日はほんとうは別のことを書こうと思っていたけれど、ふと最近の自分のことについて書いてみたくなりました。

今年のお正月からいろいろな出来事があって、本格的にヒーリングを学んだり、素敵な仲間との出会いがあったり、実家に戻ってサバイバルの日々を送ったり、9月まで怒涛のように日々が過ぎていきました。

やっと生活も気持ちも落ち着いてきたので、これから心のままにブログも書いていこうと思っています。(^^)

よろしければ、また覗いてみてくださいね!

セッションも落ち着いた環境でできるようになりましたので、ACの生きづらさや親子の問題を抱えている方はもちろん、どのようなお悩みでもお気軽にご相談ください♪

心理カウンセラー 高田 奈津子

●カウンセリング&セラピー クレッセント
●アダルトチルドレンのためのAC回復カウンセリング

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